僕は最近、就職したばかりの20代未熟者のサラリーマンです。朝の起きて鏡で自分の顔を見た時、いつの間に大人になったんだろうなって思ったんです。まだ心は子供のままなのに、いつの間にかしわも増えて、クマもできていてまるで別人のようでした。
散らかった部屋を見てまるで自分の心を映し出しているかのようで。なんでこんなところにいるんだろうなって。
子供時代、友達と一緒に走り回っていたのを思い出しました。無邪気に笑い合っていた日々が、いつしか裏切りと謝罪に満ちたものになってしまった。
昔の友達が「あの頃は本当にごめん」って言ってくるのも、何故か心が痛む。裏切ったのは自分自身なのに、どうしてみんなが笑顔で接してくれるのか。その優しさが逆に胸を締め付けてくるんですよ。
「こんなになってしまったのは、あの頃のせいだ」という思いが、心の奥底から湧き上がってくる。大人になったということは、すべてを忘れ、大人の世界に迎合することだと思っていたが、現実は冷たかった。
会社では、いつも上司が自分に飯を奢ってくれて、それが案外癒しになってました。僕が食べる姿を見て、上司はいつも可愛がって、それでも、恩返しをしたいなって思った時には、もう手遅れで、もどかしさが募る。心の中には感謝の気持ちがあるのに、行動に移せない自分がいやになる。自分が何を求めているのか、よくわからない。そんな自分が最近嫌いで、嫌になって、誰かと顔を合わせるのが苦手になったりして。
大人になったからこそわかること。それは、夏は暑く、冬は寒く、かつて抱いていた純粋な感情にも名前がつくこと。大人になってわかったことなんてない。しかし、そんなことで心の痛みは薄れるどころか、辛さだけがつのる。
でも今はそんなことより明日の飯のこと、生活のこと、お金のことの方が心配で、かつての夢なんてどこかへ飛んでしまった。忘れようとしていたのかもしれない。
休みはそんなこと忘れ、は一人で風俗行って、安い居酒屋で吐くほど飲んで、仕事仲間と馬鹿話とか下ネタを言い合い、ある程度楽しんではいたが、心の中では「本当の幸せとは何か?」と苦悩していたんだと思う。
ある時突然涙が出てきて、一歩も前に歩けなくて、そんな時みんなが心配してくれて、その優しさに感謝される時が、また逆に自分を苦しめて、慰めてくれてなんて俺は幸せ者だ。心の底にある過去への恨みは、いつまでも消えない。だから早く、夢から覚めろ。
大人になったって、立ち止まる勇気を持つことができず、自分が心底嫌いだ。夢を見つけることも、努力することも、心に抱いた愛を伝えることも、全てが難しくなってしまった。でも、それを認めることができない。
でも、やっぱりそうだよな。もう二度と子供には戻れない。大人たちが犯罪を犯す理由がやっとわかったよ。苦しくてさみしい夜は誰にだってあるよ。
でも嬉しいよ。「あの頃は本当にごめん」って言ってくれて。だって僕はずっとあいつを気にしてた。大人になるまでずっと、子供のままでずっと。
時間がすべてを解決するって実際ある話なんだな。僕はもう大人なんだ。だから伝えたかった。「ごめんなさい」「会いたかったよ」って。でもまた、まただ。もう手遅れだった。その友人は事故で亡くなったらしい。
どうして世界っていつも悪い方向に進むんですか?今まで悩んで、泣いて、吐いて、嘆いて、そしてやっと答えが見いだせたと思ったのに。
その友人の訃報を聞いたとき、胸が締め付けられるような痛みが走った。過去の思い出が一気に蘇り、もう戻れない時間に対する無力感が心を覆った。突然の別れに、何も言えずに立ち尽くすしかなかった。
「あの時、もっと素直に伝えられていたら…」。そう思う自分に苛立ちを覚えつつも、同時に心の中に温かい感情も湧いてくる。彼との思い出は、すべてが楽しいものだった。無邪気に笑って、時には些細なことで喧嘩し、でもそれをすぐに笑い飛ばした日々。それこそが、失って初めて気づく「本当の幸せ」だったのかもしれない。
あなたにとって幸せとは何ですか。大人になるってどういうことだと思いますか?僕は今でもそれを見いだせない。誰か助けてください。