僕が働いている会社はブラックだ。多分ブラックだと思う。IT関連の会社だが入社してばかりのころは雰囲気のいい会社だったが段々とおかしくなっていった。休日はほとんどなく、有休は使えない雰囲気で、上司には言いたいことも言わせてもらえず一方的に怒られ、数日家に帰らないまま連勤なんてこともよくにある。結局退職できないまま4年目になるが精神的にもう限界に感じた。
僕はその後毎日の辛い仕事に精神的にダメージをうけ限界に達し本気で死にたいと思い、友人に相談したところ「死にたいなんて言うなよ。頑張れ!お前なら乗り越えられる。もう少し頑張って諦めないで生きてみろよ」と言われた。その時僕は本気で悩んで苦しんでいる人の気持ちも理解せず、表面上だけよく見せて無責任に軽々しく言うのが正しいとされているこの社会に馬鹿馬鹿しく感じた。
そして友人がこのように言うのは「他人が死んだら嫌だから」という理由でこう思うのはその人の命が大切で尊いからではなく「知っている人が死んだら自分が悲しくて耐きれないから」であり自分が辛い思いをしたくないからという自分勝手なわがままで、自分の命は無関心なのに人の命には関心を持つというこの奇妙な矛盾ときれいごと。命というのはこんな考え方でいいことなのか?
結局相談しても何も分からずそして今日も生きてる。何でだろう死にたいと思っているのにやっぱり死ねない。死ぬのはやっぱり怖いこのまま世界が無くなればどんなに幸せなことか。
これからはいったいどうしていけばいいのだろう。きっとこれは僕の最後の他人への質問になるだろう。